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保育士の「保護者対応」って何をするの?信頼関係づくりやトラブル発生時のポイント

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「保育士の仕事」といえば、子どもと遊んだり、成長を見守ったりする姿を思い浮かべる方が多いでしょう。それに加えて、実際の現場では「保護者との関わり」も大切な役割となります。毎日の送迎時の会話や、連絡帳でのやりとり、面談や行事でのふれあいなど、保護者対応は日常業務の1つです。

でも、保育士経験がない人にとっては、「保護者対応って何をしたらいいの?」「どんなふうに接したらうまくいくの?」と不安を抱えやすい業務かもしれません。

そこで今回は、「保護者対応とはどんな仕事なのか」について、保育士が知っておくべきポイントを分かりやすく解説します。


保護者対応とは?具体的に何をする?

保護者対応とは、子どもを預かる立場として、家庭と園をつなぐ役割を果たすためのコミュニケーション全般を指します。特別な場面だけでなく、日々の保育の中で自然に行われている業務です。


たとえば、朝の送迎時に「昨日はよく眠れましたか」と声をかけたり、帰り際に「今日はこんな遊びを楽しんでいました」と伝えたりするのは、保育士の大切な業務の1つです。家庭と園が同じ情報を共有できれば、子どもにとって安心して過ごせる環境が整いやすくなります。


また、連絡帳では、その日の出来事や成長の様子を文字で伝えます。ただし、怪我の報告といったネガティブな事項や、複雑な内容で伝わりにくいと思われるものは、誤解を避けるためにも、まず口頭で伝えることを意識しましょう。その上で、必要に応じて連絡帳で補足すると安心です。


さらに、保護者との面談や園だよりによる行事の報告など、写真や具体例を交えながら子どもの成長を一緒に振り返る場面も多々あります。


こうした関わりに共通しているのは、「子どもにとって何が良いか」を軸にしている点です。保護者対応は、子どもを真ん中に置いたコミュニケーションであり、何よりも子どもを中心に考える姿勢が大切です。


なぜ保護者との連携が大切なのか

では、なぜ保育士と保護者の連携が大切なのでしょうか? それは、子どもが一日の中で「家庭」と「園」を行き来しながら生活しているためです。子どもは家庭での経験を持って登園し、園での出来事を家庭に持ち帰ります。その流れの中で、環境が変わっても安心して過ごせるようにするには、大人同士が同じ方向を向いて関わることが不可欠なのです。


家庭での生活リズムや体調を知ることは、保育士が一人ひとりに合った関わりを考えるヒントになります。たとえば、家庭で元気がなかった様子を共有してもらえれば、保育士はいつもより丁寧に声をかけることができます。


反対に、園での様子を具体的に伝えることで、保護者は安心し、子どもを見守る気持ちに余裕が生まれます。子どもが園で頑張っていた姿を伝えれば、家庭でも子どもを認め、褒める言葉が増えるでしょう。


こうした連携は、国の保育指針でも重要な考え方として示されています。保育士と保護者が情報を共有し合うことは、子どもが安心して育つための土台となり、結果として保育士の働きやすさや、保護者との信頼関係を築くことにもつながっていくのです。


保護者との信頼関係を築くためのポイント

保護者と信頼関係を築くためには、会話のテクニック以上に、「どんな姿勢で向き合っているか」が重要です。基本となるのは、保護者を「子どもの成長をともに支えるパートナー」と考えることです。園と家庭は、役割が違うとしても、目指す方向は同じです。その認識が、関係づくりの最初の土台になります。


信頼関係は、一度の対応で築けるものではありません。大切なのは、日々のやりとりの中で「一緒に子どもを見守っている」という空気をつくること。そのためには、保護者を評価したり、どちらが正しいかを示したりするのではなく、「協力してくれる存在」として向き合う視点が欠かせません。


送迎時のあいさつや、連絡帳での一言など、何気ないやりとりを丁寧に積み重ねることで、保護者は園の存在を身近に感じられるようになります。その結果、困ったときにお互い相談しやすい関係が生まれます。


一方で、保育士は専門職としての立場を守ることも大切です。フレンドリーな対応を心がけつつも、友人とは異なることを忘れてはいけません。保護者に共感しながらも、必要な場面では事実を丁寧に伝え、冷静に説明することが求められます。適切な距離感と丁寧な伝え方を意識することが、信頼を長く保つための大切なポイントです。


もしトラブルが起きたら?知っておきたい対応術

信頼関係を大切に、丁寧に対応していても、ときには思い違いや行き違いからトラブルが起きることもあります。ただし、必要以上に怖がる必要はありません。トラブル発生時の心構えと対応術を知っておきましょう。


まずは初期対応が大切

トラブル時には、初期対応が重要となります。とくに意識したいのは、感情的にならず、落ち着いて話を聞く姿勢です。相手の言葉をさえぎらず、まずは「そう感じられたのですね」と受け止めるだけでも、相手の気持ちが和らいで状況の悪化を防ぎやすくなります。また、対応や判断が難しい場合は無理にその場で結論を出そうとせず、「確認します」と伝えることもポイントの1つです。


事実と気持ちを分けて整理する

トラブル対応では、「何が起きたのか」という出来事と、「それに対してどう感じたのか」という感情を分けて整理することが大切です。たとえば、「説明が足りなかった」という出来事と、「不安に感じた」「納得できなかった」という気持ちを一緒にしてしまうと、話が感情的になりやすく、冷静な対応が難しくなります。

まずは、時間や状況、実際のやりとりなど、事実を整理しましょう。その上で、保護者がどのような思いを抱いたのかに目を向けることで、必要な対応が見えやすくなります。


一人で抱え込まず、園として対応する

保育士が一人でトラブル対応を抱え込んでしまうと、心身の負担が大きくなり、結果的に対応が遅れたり、やりとりに誤解が生じたりしやすくなります。トラブル対応は個人ではなく、園として行うことが大切です。出来事や保護者の反応を園内で共有し、園全体で状況を整理することで、対応の方向性も明確になります。

園として対応することは、保護者にとっても「この園はきちんと話を聞き、組織として向き合ってくれている」という安心感につながります。また、対応方針をそろえることで、説明にばらつきが出るのも防ぎやすくなります。


一人で抱え込まない姿勢は、保育士自身を守りながら、子どもと保護者の安心を守るためにも欠かせないポイントです。トラブル発生時には、先輩や園長先生にすぐに状況を共有し、指示を仰ぎましょう。


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「保育士の仕事」といえば、子どもと遊んだり、成長を見守ったりする姿を思い浮かべる方が多いでしょう。それに加えて、実際の現場では「保護者との関わり」も大切な役割となります。毎日の送迎時の会話や、連絡帳でのやりとり、面談や行事でのふれあいなど、保護者対応は日常業務の1つです。

でも、保育士経験がない人にとっては、「保護者対応って何をしたらいいの?」「どんなふうに接したらうまくいくの?」と不安を抱えやすい業務かもしれません。

そこで今回は、「保護者対応とはどんな仕事なのか」について、保育士が知っておくべきポイントを分かりやすく解説します。


保護者対応とは?具体的に何をする?

保護者対応とは、子どもを預かる立場として、家庭と園をつなぐ役割を果たすためのコミュニケーション全般を指します。特別な場面だけでなく、日々の保育の中で自然に行われている業務です。


たとえば、朝の送迎時に「昨日はよく眠れましたか」と声をかけたり、帰り際に「今日はこんな遊びを楽しんでいました」と伝えたりするのは、保育士の大切な業務の1つです。家庭と園が同じ情報を共有できれば、子どもにとって安心して過ごせる環境が整いやすくなります。


また、連絡帳では、その日の出来事や成長の様子を文字で伝えます。ただし、怪我の報告といったネガティブな事項や、複雑な内容で伝わりにくいと思われるものは、誤解を避けるためにも、まず口頭で伝えることを意識しましょう。その上で、必要に応じて連絡帳で補足すると安心です。


さらに、保護者との面談や園だよりによる行事の報告など、写真や具体例を交えながら子どもの成長を一緒に振り返る場面も多々あります。


こうした関わりに共通しているのは、「子どもにとって何が良いか」を軸にしている点です。保護者対応は、子どもを真ん中に置いたコミュニケーションであり、何よりも子どもを中心に考える姿勢が大切です。


なぜ保護者との連携が大切なのか

では、なぜ保育士と保護者の連携が大切なのでしょうか? それは、子どもが一日の中で「家庭」と「園」を行き来しながら生活しているためです。子どもは家庭での経験を持って登園し、園での出来事を家庭に持ち帰ります。その流れの中で、環境が変わっても安心して過ごせるようにするには、大人同士が同じ方向を向いて関わることが不可欠なのです。


家庭での生活リズムや体調を知ることは、保育士が一人ひとりに合った関わりを考えるヒントになります。たとえば、家庭で元気がなかった様子を共有してもらえれば、保育士はいつもより丁寧に声をかけることができます。


反対に、園での様子を具体的に伝えることで、保護者は安心し、子どもを見守る気持ちに余裕が生まれます。子どもが園で頑張っていた姿を伝えれば、家庭でも子どもを認め、褒める言葉が増えるでしょう。


こうした連携は、国の保育指針でも重要な考え方として示されています。保育士と保護者が情報を共有し合うことは、子どもが安心して育つための土台となり、結果として保育士の働きやすさや、保護者との信頼関係を築くことにもつながっていくのです。


保護者との信頼関係を築くためのポイント

保護者と信頼関係を築くためには、会話のテクニック以上に、「どんな姿勢で向き合っているか」が重要です。基本となるのは、保護者を「子どもの成長をともに支えるパートナー」と考えることです。園と家庭は、役割が違うとしても、目指す方向は同じです。その認識が、関係づくりの最初の土台になります。


信頼関係は、一度の対応で築けるものではありません。大切なのは、日々のやりとりの中で「一緒に子どもを見守っている」という空気をつくること。そのためには、保護者を評価したり、どちらが正しいかを示したりするのではなく、「協力してくれる存在」として向き合う視点が欠かせません。


送迎時のあいさつや、連絡帳での一言など、何気ないやりとりを丁寧に積み重ねることで、保護者は園の存在を身近に感じられるようになります。その結果、困ったときにお互い相談しやすい関係が生まれます。


一方で、保育士は専門職としての立場を守ることも大切です。フレンドリーな対応を心がけつつも、友人とは異なることを忘れてはいけません。保護者に共感しながらも、必要な場面では事実を丁寧に伝え、冷静に説明することが求められます。適切な距離感と丁寧な伝え方を意識することが、信頼を長く保つための大切なポイントです。


もしトラブルが起きたら?知っておきたい対応術

信頼関係を大切に、丁寧に対応していても、ときには思い違いや行き違いからトラブルが起きることもあります。ただし、必要以上に怖がる必要はありません。トラブル発生時の心構えと対応術を知っておきましょう。


まずは初期対応が大切

トラブル時には、初期対応が重要となります。とくに意識したいのは、感情的にならず、落ち着いて話を聞く姿勢です。相手の言葉をさえぎらず、まずは「そう感じられたのですね」と受け止めるだけでも、相手の気持ちが和らいで状況の悪化を防ぎやすくなります。また、対応や判断が難しい場合は無理にその場で結論を出そうとせず、「確認します」と伝えることもポイントの1つです。


事実と気持ちを分けて整理する

トラブル対応では、「何が起きたのか」という出来事と、「それに対してどう感じたのか」という感情を分けて整理することが大切です。たとえば、「説明が足りなかった」という出来事と、「不安に感じた」「納得できなかった」という気持ちを一緒にしてしまうと、話が感情的になりやすく、冷静な対応が難しくなります。

まずは、時間や状況、実際のやりとりなど、事実を整理しましょう。その上で、保護者がどのような思いを抱いたのかに目を向けることで、必要な対応が見えやすくなります。


一人で抱え込まず、園として対応する

保育士が一人でトラブル対応を抱え込んでしまうと、心身の負担が大きくなり、結果的に対応が遅れたり、やりとりに誤解が生じたりしやすくなります。トラブル対応は個人ではなく、園として行うことが大切です。出来事や保護者の反応を園内で共有し、園全体で状況を整理することで、対応の方向性も明確になります。

園として対応することは、保護者にとっても「この園はきちんと話を聞き、組織として向き合ってくれている」という安心感につながります。また、対応方針をそろえることで、説明にばらつきが出るのも防ぎやすくなります。


一人で抱え込まない姿勢は、保育士自身を守りながら、子どもと保護者の安心を守るためにも欠かせないポイントです。トラブル発生時には、先輩や園長先生にすぐに状況を共有し、指示を仰ぎましょう。


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