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預かり保育とはどんなもの?保育士向けに特徴や仕事内容を解説

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ライフスタイルの多様化にともない、長時間安心して子どもを預けられる「預かり保育」の役割が、今重視されています。「預かり保育」とは、具体的にどのようなサービスを指すのでしょうか? また、「延長保育」や「一時保育」とはどう違うのでしょうか?

この記事では、預かり保育の内容や特徴、延長保育や一時保育との違いについて、分かりやすく紹介します。

預かり保育とは

預かり保育とは、幼稚園と認定こども園に通う子どもたちを、通常の保育時間以外に預かるサービスのことです。基本的にはその園に在籍(通園)している子どものみに適用され、保護者の仕事や急用といった理由のほか、休息やリフレッシュの時間としても利用できます。

「預かり保育」と「延長保育」の違い

「延長保育」との違いは、子どもを預かる施設にあります。延長保育とは、保育園・認定こども園に通う子ども(2号・3号認定児)への時間外預かりを指し、「預かり保育」は幼稚園・認定こども園に通う子ども(1号認定児)への時間外預かりを指します。

※「認定こども園」は、幼稚園と保育園の両方の機能を併せ持つ施設で、1号・2号・3号認定児全てを預かることが可能です。認定こども園に通う子どもを時間外に預かる際は、1号認定児の場合「預かり保育」、2号・3号認定児の場合「延長保育」と呼び分けられます。

「預かり保育」と「一時保育」の違い

「一時保育」とは、短期間または臨時的に子どもを預けるための保育サービスを指す言葉です。一時保育は通常、1日単位、もしくは時間単位で、保護者の急用や病気といった緊急事態に対応しています。

預かり保育や延長保育は、原則、その幼稚園・保育園・認定こども園などに在籍している子どもを対象に行われますが、「一時保育」では子どもがその施設に在籍している必要はありません。

「預かり保育」「延長保育」「一時保育」はいずれも、子どもたちの安全を守り、保護者の育児をサポートするためのものですが、提供される施設や状況によって、上記のように分類されています。

預かり保育が必要とされる背景

近年は、ライフスタイルなどの変化によって、多くの家庭で保護者が共働きしています。共働きの家庭では、保育施設の通常の営業時間内に子どもを迎えに行くことが難しく、時間外の預かりサービスの需要が高まっています。またひとり親家庭の増加も、預かり保育の需要を押し上げる要素の一つとなっています。

預かり保育の大きな特徴は、その施設に在籍している子どものみが利用できることと、保護者は仕事や急用といった理由以外でも気軽に利用できることです。これは、子どもにとっては慣れ親しんだ環境で安心して過ごせることに、また保護者にとっては仕事だけでなく休息やリフレッシュの時間も安心して確保できる、という大きなメリットに繋がります。

預かり保育で行われる内容

預かり保育は、通常の保育時間終了後に始まります。たとえば、通常9時〜14時まで開園している幼稚園では、14時以降(もしくは9時前まで)が預かり保育の時間となります。また、施設によっては土日祝日や、夏休み・冬休みなどの長期休暇に預かり保育を行っているところもあります。

預かり保育の時間に行われる保育内容は、施設によって異なります。通常の時間帯と同じく制作あそびや自由時間としている園もあれば、語学学習、スポーツ、ピアノといった教育的要素を積極的に取り入れている園もあります。

また、預かり保育はクラスをまたいで異年齢保育(縦割り保育)として行われることも多く、年長・年少の子どもたちが一緒に過ごすことで、社会性やコミュニケーション能力を身につける一助にもなっています。

預かり保育で働くために求められる資格

預かり保育の現場で働くためには、原則的に「幼稚園教諭」もしくは「保育士」の資格が求められます。というのも、施設が預かり保育のサービスを提供する際は、「担当職員の3分の1以上は保育士または幼稚園教諭免許状所有者とする」という要件が定められているためです。

とくに正職員として働く場合、通常の開園時間から預かり保育の時間まで、一括して勤務するケースがほとんどで、預かり保育の時間のみ勤務することは難しい状況です。

ただし、パート・アルバイトの場合、預かり保育の時間帯のみ働くことも可能です。また、パート・アルバイトであれば、正職員のサポートとして「資格がなくてもOK」という求人もあります。「将来、幼稚園教諭や保育士になりたい」と考えている人にとっては、実務経験を積むチャンスにもなるでしょう。

今後ますます需要が高まると思われる「預かり保育」。子どもが好きで「興味がある」という方にとっては、通常の保育同様、大きなやりがいを感じられる仕事です。

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ライフスタイルの多様化にともない、長時間安心して子どもを預けられる「預かり保育」の役割が、今重視されています。「預かり保育」とは、具体的にどのようなサービスを指すのでしょうか? また、「延長保育」や「一時保育」とはどう違うのでしょうか?

この記事では、預かり保育の内容や特徴、延長保育や一時保育との違いについて、分かりやすく紹介します。

預かり保育とは

預かり保育とは、幼稚園と認定こども園に通う子どもたちを、通常の保育時間以外に預かるサービスのことです。基本的にはその園に在籍(通園)している子どものみに適用され、保護者の仕事や急用といった理由のほか、休息やリフレッシュの時間としても利用できます。

「預かり保育」と「延長保育」の違い

「延長保育」との違いは、子どもを預かる施設にあります。延長保育とは、保育園・認定こども園に通う子ども(2号・3号認定児)への時間外預かりを指し、「預かり保育」は幼稚園・認定こども園に通う子ども(1号認定児)への時間外預かりを指します。

※「認定こども園」は、幼稚園と保育園の両方の機能を併せ持つ施設で、1号・2号・3号認定児全てを預かることが可能です。認定こども園に通う子どもを時間外に預かる際は、1号認定児の場合「預かり保育」、2号・3号認定児の場合「延長保育」と呼び分けられます。

「預かり保育」と「一時保育」の違い

「一時保育」とは、短期間または臨時的に子どもを預けるための保育サービスを指す言葉です。一時保育は通常、1日単位、もしくは時間単位で、保護者の急用や病気といった緊急事態に対応しています。

預かり保育や延長保育は、原則、その幼稚園・保育園・認定こども園などに在籍している子どもを対象に行われますが、「一時保育」では子どもがその施設に在籍している必要はありません。

「預かり保育」「延長保育」「一時保育」はいずれも、子どもたちの安全を守り、保護者の育児をサポートするためのものですが、提供される施設や状況によって、上記のように分類されています。

預かり保育が必要とされる背景

近年は、ライフスタイルなどの変化によって、多くの家庭で保護者が共働きしています。共働きの家庭では、保育施設の通常の営業時間内に子どもを迎えに行くことが難しく、時間外の預かりサービスの需要が高まっています。またひとり親家庭の増加も、預かり保育の需要を押し上げる要素の一つとなっています。

預かり保育の大きな特徴は、その施設に在籍している子どものみが利用できることと、保護者は仕事や急用といった理由以外でも気軽に利用できることです。これは、子どもにとっては慣れ親しんだ環境で安心して過ごせることに、また保護者にとっては仕事だけでなく休息やリフレッシュの時間も安心して確保できる、という大きなメリットに繋がります。

預かり保育で行われる内容

預かり保育は、通常の保育時間終了後に始まります。たとえば、通常9時〜14時まで開園している幼稚園では、14時以降(もしくは9時前まで)が預かり保育の時間となります。また、施設によっては土日祝日や、夏休み・冬休みなどの長期休暇に預かり保育を行っているところもあります。

預かり保育の時間に行われる保育内容は、施設によって異なります。通常の時間帯と同じく制作あそびや自由時間としている園もあれば、語学学習、スポーツ、ピアノといった教育的要素を積極的に取り入れている園もあります。

また、預かり保育はクラスをまたいで異年齢保育(縦割り保育)として行われることも多く、年長・年少の子どもたちが一緒に過ごすことで、社会性やコミュニケーション能力を身につける一助にもなっています。

預かり保育で働くために求められる資格

預かり保育の現場で働くためには、原則的に「幼稚園教諭」もしくは「保育士」の資格が求められます。というのも、施設が預かり保育のサービスを提供する際は、「担当職員の3分の1以上は保育士または幼稚園教諭免許状所有者とする」という要件が定められているためです。

とくに正職員として働く場合、通常の開園時間から預かり保育の時間まで、一括して勤務するケースがほとんどで、預かり保育の時間のみ勤務することは難しい状況です。

ただし、パート・アルバイトの場合、預かり保育の時間帯のみ働くことも可能です。また、パート・アルバイトであれば、正職員のサポートとして「資格がなくてもOK」という求人もあります。「将来、幼稚園教諭や保育士になりたい」と考えている人にとっては、実務経験を積むチャンスにもなるでしょう。

今後ますます需要が高まると思われる「預かり保育」。子どもが好きで「興味がある」という方にとっては、通常の保育同様、大きなやりがいを感じられる仕事です。

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